鍼灸整骨院院長の怒喜思悲恐

2004年9月開業 今年で15年目 2019/09/5にYahoo!blogから移行してきました。毎日の出来事思ったことをただ書き込んでいる日記的なブログです。

経験

12月18日



朝の患者さん少し少なかったですね。

新患さんで毎日来ていた老人の方が来られませんでした。

急にパタリと来院が止まると心配になります。

まぁ、一日ぐらい何か用事でもあるんでしょうといえばそれでおしまいなんですがね。

そこで過去の話なんですが。

依然勤めていたところは、下町っぽいところで老人さんは一人暮らしの方もしくは高齢者夫婦という感じの地区でした。

毎日来院してくれていたsさんがおられました。(女性老人)

sさんはだんだんと足腰が弱り歩くことが困難になり、往診という形になりました。

マッサージの同意書を医者から発行してもらいました。

自分の時間があるときはなるべく顔は見せるようにして、治療には3日ほど行っていました。

自分の用事がありsさんの往診の日が少し開きました。

2~3日だったと思います。

いつものようにsさんの家に行き玄関を叩き声をかけましたが、返答がありません。

トイレかな?と思い少し時間経ってからこようといったん整骨院に帰りました。

数時間たって行っても返事が無い。

電話しても出ない。

小さな窓があるのでそこから中を見るとテレビがついている。

でも、これはおかしいと思い、隣の人に来てもらうと大家さんのところへ。

とりあえず、警察に来てもらい大家さんは中に入っていきました。

勘のいい人はわかりましたか?

そうなんです。

一人暮らしの方はきずかれないことも多々あるようなんです。

原因ははっきりと聞いていませんが、トイレで倒れていたそうです。



こんなことがあってから老人さんがパタリと来なくなるのが怖いのです。

でも、今の地区には一人ぐらしのかたは少ないようなので安心なんです。

皆さんの近くに一人暮らしの老人さんが住んでいたら一声かけてあげてください。

喜んでいただけますよ。